ビッグジャージ
2003年4月、秋田中央高校ラグビー部は前監督の柴田先生から古谷先生に代わり、チーム古谷がスタートした。
花園への期待と子ども達の頑張りを願い、当時2年生の後藤選手の母親が1人で縫い上げた中央カラーのビッグジャージ、
当時2年生の山内選手の父親が製作した「花園へあと○○日」のカウントダウンの看板と併せ、チームに贈られた。ビッグジャージの応援のおかげか、秋田中央は2004年4月、初の全国選抜大会に出場し全国大会常連校の大分舞鶴高校を接戦の末撃破。続く2回戦では天理高校に惜しくも破れたが、秋田中央はビックジャージと共に熊谷ラグビー場のファンに鮮烈な印象を残した。
ビックジャージの胸にひかる星は、準優勝までの戦績でひとつ贈られる勲章。花園大会出場でひときわ大きな星が贈られる。ビッグジャージは、親の会の間で花園を目指し脈々と引き継がれ、今も試合会場で中央ラガーを見守りエールを贈る。